7・20被ばく労働拒否学習会に参加を!
被ばく労働拒否! 7・20集会
~ストライキで闘う動労水戸労働者を囲んで~
安倍政権は福島を見捨てて原発再稼働、更には原発輸出に向けて一直線です。憲法を改悪し法律も自分たちの都合のいいように変え、首切りも戦争も何もかも自由に出来る日本を作ろうとしています。
しかし私たちは絶対に許すわけにはいきません!
周りを見渡せば働きたくても仕事がない、働いていても非正規雇用でダブルジョブをしている若者が沢山います。
なぜん吉祥寺は社会を根底から覆すべく職場で地域で「解雇撤回!生きていけるだけの賃金よこせ!」と闘っています。
今回は被爆労働拒否を闘っている動労水戸の労働者から、闘いの報告があります。反原発を職場でどう闘うか? これはすべての労働者の課題です。皆さんも是非この7/20集会に結集してください。そして闘う労働者と団結して原発廃炉を実現させましょう!
と き◆7月20日(土) 13:30開会
ところ◆御殿山コミュニティセンター(吉祥寺駅南口徒歩4分)
お話◆杉井文彦さん(動労水戸執行委員)
主催◆NAZEN吉祥寺
Eメール nazenkichijoji-nakichi@yahoo.co.jp
動労水戸は3月25日、勝田車両センターで午後4時から1時間の時限ストライキに立った。福島第一原発事故以来、半年間、広野駅に放置され、放射能で汚染された車両(K544編成)にかかわる一切の作業・被曝労働の強制を絶対に許さないためのストライキだ。
すべての原発を廃炉に! 被曝労働反対!
職場・地域で反原発のたたかいを!
◇原発事故にストライキで対決した動労水戸の闘いに続こう!
国や資本は原発による内部被曝の問題を認めようとしません。6月16日、「放射線内部被曝と被災地医療」の学習会でDVD「真実はどこに」~WHOとIAEA 放射能汚染をめぐって~を上映しました。このビデオはチェルノブイリ事故による内部被曝問題を切り捨てて圧殺する役人や医師の恐るべき実態が暴かれています。そして今、福島で同じようなことが進んでいます。
「福島県では年間1ミリシーベルト以上の放射能汚染の中で、国際的にみても本当ならば県民の60万人が避難しないといけない、怒りなしには語れない状況が現在も続いている。このことをもっともっと言わなければならない」と共同診療所の医師・杉井先生は福島の厳しい現実を強調されました。
一方で、国のパンフレットには「甲状腺がんの予後は良好、県民の不安を助長しないように、過剰診療にならないように努めてまいります」と、不安に応えるのではなく、診療への圧力を露骨にふりまいています。
◇被曝労働拒否、闘う労働組合の力で原発なくそう!
「ここに共同診療所の必然性がある!」――学習会で杉井先生はふくしま共同診療所の存在意義を何度も強調されました。さらに「診療所をもっと大きくしていきたい。なによりも除染労働者や原発労働者などの健康問題なども取り組みたい」と指摘され、被曝労働の問題は大きな課題になっています。
安倍政権は福島原発の事故処理の展望もみえていないうちに、国内の原発を再稼動させるとともに、中東やインドやアジアの国やポーランドやチェコ、ハンガリーなど輸出できるところはどんどん進めようとしています。まったく許せません! 新自由主義攻撃のなか大企業の生き残りをかけたやり方対して、これを阻止できるのは労働者の団結した闘いでしかありません。
今回は福島原発事故後、被曝労働拒否の闘いを組合として取り組んできている動労水戸の闘いを報告していただきます。ナゼン吉祥寺はいっかんして「反原発・反失業」をかかげて、被曝労働問題に取り組んできました。
大切なことは現場の闘いの中から労働組合を甦らせることです。国鉄分割・民営化から25年間闘いつづけ、ストライキで対決した動労水戸の闘いを共に学び、共に原発のない社会を築いていきましょう!
