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ふくしま診療所医師講演会開催中


ふくしま診療所医師の杉井吉彦さんのお話を聞いています。
内部被曝を認めない福島の医療界の現状と実際の福島の実態、その中で立ち上げたふくしま診療所の運動についてわかりやすくお話してくださっています。
詳しい報告はあらためて。

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2013/06/16 15:32 | 日誌
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学習会「放射線内部被ばくと被災地の医療」



NAZEN吉祥寺は、連続学習会の第4回目を行います。

6・16 NAZEN吉祥寺 第4回学習会 
「放射線内部被ばくと被災地の医療」
~ふくしま共同診療所での診察から見えてくるもの~

お話 杉井吉彦さん
(ふくしま共同診療所医師)

○DVD上映「真実はどこに」~WHOとIAEA 放射能汚染をめぐって~
チェルノブイリ事故による内部被曝問題を圧殺してきたIAEAとWHOの恐るべき実態を暴く衝撃のドキュメント

●6月16日(日)13:30開会
●御殿山コミュニティセンター
(吉祥寺駅南口徒歩6分)

〈杉井さんの訴え〉
 ふくしま共同診療所では、「被災、被ばくの現実と訴えから学び、避難、保養をすすめる」と掲げています。県医師会のパンフレットにそのように書いたら、びっくりされてしまって、「避難をすすめたら患者がいなくなってしまいますよ」「自分の首を絞めるんですか」と言われました。それくらい、避難・保養ということを診療所が言うことは異常なことらしいです。だからこそ「避難、保養をすすめるべきだ」という原則に立って、やっていくことが重要だと思います。
 そしてもう一つの原則として、保険診療への立場です。この診療所では、甲状腺エコー検査やそれに類する検査、診察に関しては絶対に保険診療でやるという方針でやってきました。これだけの被ばくをして、健康を害し、災害を受けているわけですから、当然にも保険診療でやるべきです。もし、保険を認めないというのであれば、認めない方が悪いんです。
 ですから当然にも全部保険診療が認められました。こちらの気合いに負けたのかもしれません。認めなければ「うるさい」から通したのかもしれません。しかし、この壁に穴をあけたことは、福島の心ある医者への影響はとても大きいと思います。(ふくしま共同診療所パンフレット「SunRize No.4」より)

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原発輸出と再稼働に突き進む安倍政権

 安倍政権と電力資本などは今年に入り、原発再稼働と輸出の動きを一体で加速させています。しかし、福島第一原発事故は収束のめどもまったくたたず、いつ爆発するかも知れない危険と隣り合わせの状態であり、原発労働者の命がけの作業で持ちこたえているのが現状です。今も16万人に避難生活を強制し、故郷に戻る希望すら奪いました。「外国になら輸出してもいい」――こんな理屈は通用しません。再稼働も輸出も絶対に認められません。「再稼働絶対反対! 輸出もするな!」の怒りの決起で安倍政権を打倒しよう。
 再稼働に向けて、7月に原子力規制委員会が原発の新規制基準を施行し、それを受けて各電力会社が規制委員会に運転再開を申請しようとしています。川内、伊方、泊、高浜の各原発の申請は確実視されており、東京電力も7月中に柏崎刈羽原発1、7号機の申請方針を固めたといわれています。

再稼働へ道筋つける原子力規制委員会

 5月15日、規制委員会は高速増殖炉もんじゅの「使用停止」を命じることを決めました。1万点もの点検漏れという事態に、「使用停止」としなければ怒りが爆発してしまうからです。廃炉ではなく停止としたのは、プルトニウム生産炉としてのもんじゅは守ろうという魂胆からです。
 さらに規制委員会は5月22日の定例会合で、敦賀原発2号機の直下にある断層を活断層と認定しました。これも同様に「安全重視」の姿勢のキャンペーンであり、再稼働のための道を掃き清めようとの魂胆です。規制委員会の狙いは、原発への怒りと不安感を鎮め、再稼働への道を開くことです。だまされてはなりません。

安倍首相・茂木経産相を先頭に「トップセールス」

 今年1月以降、原発輸出のための安倍政権の動きは急ピッチです。ベトナム、サウジアラビア、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、トルコ、インドなどを訪問し、原子力協定の締結に向けて交渉を重ねています。6月には安倍首相がポーランドを訪問し、ポーランドなど4カ国との首脳会談に出席する予定。ポーランド、チェコ、ハンガリー合わせて7基の原発建設が計画されています。安倍は「トップセールス」とばかりに駆け回り、茂木経産相とともに原発輸出の先頭に立っています。福島原発事故を逆手にとって「だから日本の原発は世界一安全だ」と言うに至っては、怒りに耐えません。

国会包囲の怒りを拡大し、再稼働も輸出も阻止しよう!
 労働者階級の原発への怒り、再稼働と輸出への怒りはますます燃え盛っています。首相官邸前の抗議行動は日本中に拡大し、毎週金曜日には全国合わせて数千人の労働者市民が「原発やめろ!」コールを連呼し、再稼働と輸出攻撃の前に立ちはだかっています。さらにさらに怒りの声を解き放とう。100万人の行動を実現し、再稼働も輸出も阻止しよう。
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 6/16NAZEN吉祥寺・連続学習会「内部被ばくと被災地の医療」にお集まり下さい。

 

2013/06/13 10:31 | 日誌
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