6・1 反原発・反失業 吉祥寺デモVOL.10
6・1反原発・反失業吉祥寺デモ VOL.10
6月1日(土) 18時00分 武蔵野公会堂(吉祥寺駅南口徒歩3分)集合
18時30分デモ出発
吉祥寺の街を一周!
主催:NAZEN吉祥寺
Eメール nazenkichijoji-nakichi@yahoo.co.jp
5月17日、ついに日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長が辞任しました。高速増殖原型炉もんじゅの1万個にも及ぶ点検漏れで責任をとらされたと言う格好ですが、辞任すればいいってもんじゃありません。これまで2.4兆円もの巨費をつぎ込み、1995年のナトリウム漏れ事故以降も、全くストップしたまま維持費だけで毎年200億円以上もつぎ込んできた責任をどうとるんだ! 一生涯、福島原発事故の処理のために働けと言いたい!
しかもこの鈴木理事長は責任を追及されて、なんと「ミスは起こり得る。形式的ミスが出るのはやむを得ない」と釈明したという。こういうのを〈開き直り〉というんじゃないでしょうか?
安倍政権は、参院選後に原発再稼働を狙っています。原発輸出で資本家を設けさせようとしています。冗談じゃありません!
6月1日、吉祥寺でデモをやります。みんなあつまれ~!!!
原発なくせ! 被曝労働反対!
被曝、下請け前提の原発労働
東日本大震災の発生から2年が過ぎ、東京電力福島第1原発で被ばくの危険にさらされながら働く人仲間がいます。
福島第一原発の事故はこれまでにない労働者被曝を生み出しており、今後、多くの労働災害が明らかになると容易に想像できます。
そもそも原発労働は、被曝を前提とした劣悪な環境で行われるだけでなく、重層的下請構造という問題の多い雇用関係にあります。
3.11福島原発事故で飛散した放射性物質の除染作業では、除染特別地域での先行除染と本格除染は環境省の直轄事業として行われており、除染作業員に対して1日1万円の特殊勤務手当(いわゆる危険手当)が支給されることになっています。
危険手当のピンハネが横行
しかし、実際は危険手当が出る除染作業では労働賃金を最低賃金まで下げたり、危険手当は労賃とは全く別枠で労働者に直接支払われないどころか、宿舎代を別途天引きするなどして、事実上の危険手当の減額=ピンハネが行われています。
また、原発事故で飛散した放射能により、下水処理場、清掃工場、港湾、運送、鉄道などの様々な労働現場で、労働者の被曝が深刻な問題になっています。
原発事故から2年が過ぎたが「汚染水、移送先でも水漏れ…塩素濃度100倍」と言うニュースが流れ、ネズミによる停電、汚染粋貯水槽はなんとビニールシート張り、ここに来てトラブルが増加しています。廃炉にするためには、まだ数十年かかると言うのにこの有様。嘘で固められた国や東電では、福島事故処理、廃炉はできません。私たちが立ち上がり、一緒に反原発・反失業の声を上げましょう。
2011年の速い時期から建設委員会の準備をし、募金を呼びかけてからわずか1年で診療所が開院できたのは、ご支援いただいたみなさんのおかげです。
鎌仲ひとみさんは、「内部被ばくを外部被曝と一緒に考えないでください。少しでも体内に入ったら、ものすごい攻撃力を持っています。内部被ばくは体全体を攻撃するのではなく一部分を徹底的に破壊するわけですから、内部被ばくも少しなら大丈夫だということではありません」と言ってました。こういうことはほとんど知られていません。私たちはきちんと勉強して、伝えていかなければなりません。そのことを診療所を通してやったていきたいと思います。
