1月27日、反原発・反失業吉祥寺デモ・学習会に参加を
みなさん!
首相官邸前の第1回の金曜日行動が、寒い中で打ち抜かれましたね。
文科省前―財務省上では、ふくしま集団疎開裁判の会の抗議・宣伝行動も行われました。
官邸・国会前行動も青年の姿が増え、午後7時を過ぎても仕事を終えて職場から駆けつける人が絶えません。
もろに原発再稼働推進、新設推進の安倍政権の登場に、怒りが高まっています。
経済産業省は1月11日、原発推進の概算要求を行いました。「海外の原発建設に関する人材育成費」14億円、「新型原子炉の研究開発費」32億円。福島原発事故を開き直り、原発を海外に輸出し新規建設もどんどんやっていくという宣言です。絶対に許せません!
また、除染作業で出た土壌や枝葉、洗浄水などの汚染物をそのまま放置したり、河川に流したりした不法投棄が明るみに出る一方、除染作業に当たる多重下請けの作業員に対する賃金や危険手当のピンハネの横行が続いています。
日給が宿泊代や食事代の名目で天引きされ、現場の非正規職労働者には、危険手当の1万円以外にはわずか千円しか賃金が支払われていない! その宿舎は国から無料で借りたもの。元請けのゼネコン資本と何層も重なった下請け業者が丸々もうける構造が作られているのです。
過酷な現場で被ばく労働を続ける派遣労働者、非正規雇用労働者に犠牲が集中するのは、原発労働と同じ。労働者に対し、他に職がないことに付け込んで、小説で描かれた『蟹工船』のような違法・不法な労働が強制され続けているのです。
そもそも「除染作業」自体がまったくと言っていいほど効果がないことは、みんな分かっています。ただただ「除染で安全になり、帰還も可能となる。だから原発再稼働してもかまわない」としたい政府や電力会社、巨大資本のためだけに、何千億円もの予算を投入して行われているのが除染作業の実態です。
フクシマの怒りと連帯して、再稼働反対の行動を起こしましょう。
NAZEN吉祥寺は、2013年第1弾の吉祥寺デモを行います!
再稼働反対! 原発新設反対! 原発推進の安倍政権を倒せ!
1・27反原発・反失業吉祥寺デモ&学習会
●1月27日(日)
13時 武蔵野公会堂前集合
13時半 デモ出発
ビキニ被曝学習会
14時半 御殿山コミュニティセンター会議室開場
講師:中島敦史さん(NAZEN事務局・被爆3世)
問い合わせ:nazenkichijoji-nakichi@yahoo.co.jp
